コミュ障が吃らず上手く話せるようになるためのトレーニング
吃ってドもって、いくら改善するための本やトレーニングをしても治らない管理人です。
でもなんとか生活できています。ちなみに私が以前から気になっていたカツゼツ(滑舌)という言葉を話すときの流暢さを意味する言葉もつい最近(2015年くらいまで)まではきちんと漢字変換されなかったのです。 それだけコミュ障にまつわる世の中の理解が遅いのでしょう。
さて私がドモるの原因は実は心当たりがあります。
親が言うには、幼少期に病弱で病院に掛かりっきりで、当時は治療も苦痛なものが多く、その恐怖心からか吃音癖がついたみたいです。
そんなこんなでコミュ障やっていますと話すことが億劫になり、つい「話し上手より聞き上手」的な本を読んでは、そういった内容の本の論理展開に共鳴して、
「…ああ、喋れなくていいんだ。。」 という発想になりがちですが、
やっぱりそういうスタンスは逃げだと思いました。
話し上手な人が、その結果として相手に喋らせる話術を持っている、 ←聞き上手というのはこういうのを指すのであって、土台としてはやっぱり話し上手であることが前提だと思います。 会話をリードしコーディネイトするそもそものコミュ力があるから、聞き上手になれるんだと思いますね。
つまり、
話し上手な人が聞き上手になれることはある、よって聞き上手は話し上手である。
この論理だと思います。
だから、結局はうまく話せるようになる努力は怠ってはいけないのではないかと。
でもコミュ障だからそんなのムリ、
っていうか話す友達がいないのでトレーニングすらできないというオチ。
しかし一人でやるトレーニングはスポーツ界にもあります。
野球上達のためにバットの素振りがあり、サッカー上達のためにリフティングがあるように、コミュニケーションにもまた一人でできる自主トレがあるのだと思います。
それは、
TVです。
アナウンサーの喋り方を真似して復唱する
まずは基本的な正しい日本語をゲットするためにニュース番組がおススメでしょう。 これをただ漫然と見るのではなく、アナウンサーが喋ったあとを復唱していくのです。 車を運転してラジオを聞きながらでも効果があるでしょう。 アナウンサーというのは、聞きやすく喋るプロです。 つまりあの声やテンポこそが完成された話す技術か思います。
TVを見ていると、実況中継でもニュース放送でも、アナウンサーが瞬時に言葉を選び取り発します。 それをマネするのです。
アナウンサーが、
「今日午前9時ごろ、東京都新宿区で、・・・」と話しますよね。 これを区切り区切りでアナタも声に出してマネするのです。
始めは難しいですが、だんだんとできるようになってきます。 また同時にテンポも掴めるようになってくるのですね。 このテンポ、というのは話をする上ですごく重要で、どんな話を伝えるにしてもどこに間を置くかによって伝わる印書がガラッと変わるものなのです。
逆にこのテンポを制すれば、面白い話でなくても面白く効かせることができる、というか話が面白いか面白くないかって日常会話の中ではだいたいこのテンポのよさです。あとは話しの順序の組立て、独創的な感想が加わったらプロの域、という感じではないでしょうか。
でも本当、このテンポを掴むというのはコミュ障でなくとも難しい技術。
それを獲得するためにもアナウンサーのトーク真似の実践をお勧めします。
これがマスターできれば仕事にも生かせますしね。
そして慣れてきたら一流のお笑い芸人のバラエティ番組を見ながら同じようにマネすれば雑談力が上がるかと思います。 ※いきなりお笑い芸人の真似はよくないです。 やはり正しく的確な日本語の使い手という意味ではアナウンサーの方が明らかに上だからです。 それを知った上で、崩しの技術を得るためにお笑い芸人のトークをマネするのがよいでしょう。