リア充の散髪トーク〜床屋で髪を切っている時に美容師と何を話すかは彼らに学べ〜
こ、こんにてゃ、←自然にキーボ―ドを打ってこの状態になってしまたので、もはやワタシのドモリは指先にまで現れたというところでしょうか、こんにちは、管理人でございます。
さて、
今日は二か月に一度の気が重いデーである、散髪の日でした。1000円カットで黙々と切ってもらえよ、というところですが、ワタシは顔もデカく頭の形も悪いので、やはりどうしても1000円カットとか安いところにいくと、見世物感がハンパなくなり、どうしようもないので、歯を食いしばりつつ、理容室とか美容室にいきます。 特定のところにはいきません。適度に忘れられるように一定の行きつけみたいなのをラウンドしています。
で、
本来は一か月くらい経ったら、だいたい髪の毛ももっさりしてきて床屋にいくもので、ワタシもだいたいそれくらいから髪の毛が鬱陶しくなってきて散髪したくなるのですが、あの、床屋での会話を思い浮かべるだけで気が重く、
「また明日にしよう」
「あ、もう今週は忙しいから来週にしよう」
といった具合にどんどん先が伸び、気が付けば2か月経過していよいよモッサリとキモイ感じになってくる上に、ただでさえデカい頭が一段とでかくアイスクリームみたいになってくるので、いやいや重い腰をやっとの思いで上げて、どこで切ろうかと迷い、決死の思いで行くのです。
で、今回も散髪してきて、相変わらず地蔵を決め込んで、散髪中はひたすら瞑想にふけり、
「(・・・は、話しかけてくるなよ?)」
「ここの長さはどうしましょうか?」
に、ビクッとして、まぁ業務連絡は仕方ないのに、それでもオドオドとして、
「あ、だいたいでいいです」
とかキョドりながら答え、また瞑想しスピリットを高い次元に引き上げるのです。
ワタシくらいのレベルになると、美容師さんも「あ、これ話しかけたらあかんやつや、、」と悟ってくれるようになり、距離を置いてくれるようになるのです。
と、こういうコミュ障にとっての散髪が苦痛だというくだりはもう説明するまでもないと思いますので今回は、
ワタシの隣にいたリア充がどれだけ美容師さんとイケイケな会話をしていたかお話したいと思います。
ワタシの隣に来たリア充、
ワタシが無言で精神統一さながらの地蔵モードに入っているなか、そのリア充は入ってきました。いや、むしろ何がすごいって、そのリア充自体はクールな感じなのです。 たいして見た目もイケている感じではなかったのですが、スタッフのほうから声を掛けられるような始末で、
「あ♡ ○○さんこんにちは♡、 今日はどうします?」
と女性スタッフがやってきて(ワタシが今日行ったところは男女混合の理美容室みたいな所なのでスタッフも男女いて本来は男性客に男性がつくみたいな雰囲気ですが、その男性客には女性スタッフが寄っていっていました)、
「ああ、シャンプーだけでお願い」
と言葉少なでありながらも、タメ口MAXなその男性客はもう常連ムードをぷんぷん匂わせ、店内を肩で風切りながらのムードでした。
で、
地蔵モードでなされるがままに髪を切られてシーンとしているワタシを後目に、その男性客は、たかだかシャンプーのために店に来て、まるでスナックでお気に入りのホステスを指名するかのような感じでモフモフ♡としながらシャンプーされていたのです。
そこで繰り広げられる会話を聞いていると、もう水商売さながらトークです。(水商売の店ろくに行ったことないけど。)
女性美容師「このシャンプーやったら毛穴の汚れもスッキリよ♡」
男性客「ホントかよ!」
女性美容師「もう、ほんとですよ〜♡ これでますますモテモテになれますね!」
男性客「もともと、だけど、ね」
とかこういうじゃれ合うトークで、もうなんか本当にリア充なのです。
というか、シャンプーだけをしにこういうところに出向くのがすでに次元が違います。
いやあ、どうして同じ人間でもこんなに違うものなのでしょう。あのリア充の落ち着き払いながら、トークも大して気が利いているわけでもないのに、でも店員さんと絡み合っているあの振る舞いは、とても真似できるものではありません。
ただ、
スタンスとして学ぶべきこと、
それは、
客らしく自分中心に振る舞うことなのではないでしょうか。
もう自分は客だぜ、もてなしてくれよ〜、くらいの堂々たる自信みたいなものをむんむん出していくのがよさそうです。
なんか対してリア充たちは特別な話術を使っているわけではなくて、なんか態度やムードでその場のノリに任せている、そんな感じなのです。 沈黙も恐れず、リラックスできているのです。
・・・まぁそれがコミュ障にはむずかしいのですけれども。。