話すとき素早く高速な″まばたき”をしながら白目を向いている
こんにちは。人見知り内向的コミュ障で人と目を合わすのも一苦労なワタシです。
日本人は視線を避ける文化で、ついつい目が合うとなんか気まずいというのは周知のとおり、誰でも恥ずかしいというか照れるというか気まずいものです。 お辞儀文化は最たるものでして、申し訳ないときって人はますます相手と目を合わせることができないものですから、頭を下げて完全に視線を避けるわけです。
さて、今日はその視線についての考察です。
白目をむきながら話す人がいる
これ、分かるでしょうか。 喋っている最中にふと相手の目を見ると、高速まばたきすると同時に白目になっている人っているのです。 ふつう白目をむくという現象は異常事態で当事者としてはつい気にかかってしまうのですが、話している体勢としては、顔の向きはしっかりこちらを向いているし、内容も問題ないものですから、なぜそういう白目モードになるのか、不思議なのです。
いきなりそのモードになるのではなくて、話を続けているとふとまばたきが早くなって黒目がなくなっているという瞬間があるのです。
ワタシ自身にはそういうクセはないのですが、そういった白目でまばたきする人が割とコミュ障タイプといいますか、生真面目で神経質といったタイプに多いように感じ、これは見逃せないと思い今回取り上げてみました。
ただの癖なのか
こればかりは分からないのですが、やはり焦った時にそういうまばたきしながら白目になるクセが出ているような気がするのです。
こういう症状をする人が周囲にいるかリア充の嫁に聞いた所「いない」との返答が。 でもコミュ障のワタシは今まで生きてきた中で何人か知っているんです。
これはつまり、やはりリア充タイプには見られない特徴でもあるのでしょう。
心理学的には「焦りながら何かを思い出そうとしている」状態なのではないか
素早いまばたきで白目になる、こういう人が一定数いることは事実です。 こういう動きを別の人がそれぞれ同じ動作でやるんですからこれは何か意味があるのではないかと考えています。
そしてワタシの経験上、コミュ障的な人にこういう兆候があると分かっている以上、見逃せないのです。
そんなことで、そういう心理はどんなものなのか調べてみました。
ネット上には一発でその症状を解説している情報はありませんでしたので、これはそれぞれの症状を心理学的に分解してみることが本質へのアプローチになると思います。
まばたきの回数が多い
まばたきが多いのは、緊張や不安の表れだと指摘されています。
■緊張度を示す指標 この「まばたきの多さ」が表しているのは、相手の緊張度です。まばたきの回数は、脳内伝達物質であるドーパミンの影響を受けており、多ければ多いほど、相手が緊張していることを示していると言われています。(中略) 特に注目すべきは「会話中のまばたきの回数」です。会話をしていないとき、人は、自分の緊張状態を相手に悟られないように、まばたきの回数を意識して、コントロールすることが可能です。しかし、会話中にはこうしたコントロールが効かないことも多いもの。 引用:緊張をすると、まばたきの回数が多くなる心理「平常時:男性 20回 女性 15回」|マイナビウーマン
そう、まばたきが多い時っていうのは確かに緊張したり焦ったりしている時ですよね。これは納得です。
白目をむく
これはどういう状態が白目なのかの判断をつけなければいけません。
人間が白目になるときというのはだいたいが目が上向きになるという状態のことかと思いますが、これは心理学的にいうと「何かを思い出そうとしているとき」もしくは「何か考え事や想像をしているとき」だそうです。
こう見ると、素早いまばたきで白目になる人というのは、
緊張した状態で、何かを思い出そうしているもしくは画策しようとしているとき
だといえそうです。
先ほど、リア充にはこういう兆候が見られないのではないかという点に触れましたが、やはり緊張しにくいタイプの場合はまばたきの回数を押さえられる分、仮に目が上を向いても白目には見えないでしょうね。
チック症なのか
チックというのは、自分の意識とは無関係に身体反応が起きる現象で、この高速まばたきなんかもそうなんじゃないかとは思い調べてみると、それらしい文献がありました。
運動チック障害の種類 引用:チック障害|健康・医療館
単純運動チック障害 単純運動チック障害は、素早い瞬きや首振りのような、瞬間的で稲妻のようにすばやい筋の不随意な収縮などによる障害です。 単純運動チックの典型的症状には、瞬間的に目をパチパチと瞬きしたり、横目をしたり、目を回す、白目をむく、口を歪める、鼻を曲げる、顔をしかめる、肩をすくめる、頭部を急激に動かさせるなどがあります。
これはまさに!
素早いまばたき、白目をむく、
これはドンピシャリかもしれません。
ちなみにチックという現象は、ハッキリした原因や治療法がないようですが、やはり幼少期のショックが原因で起こりうるもののようですね。 だいたいが一過性らしいですが、慢性化する場合もあるらしく、まさにそういうことなのかもしれません。
ちなみに、ワタシは特にそういう人は気になりませんが、話しながらマバタキして白目をむく人にワタシと同じ人見知りな?緊張しぃのにおいを感じていたので今回記事にしてみました。