こんにちは、INFP-Tの田中です。
空想や妄想にふけってしまい、現実での失敗を繰り返す…。もしこれに心当たりがあるなら、きっとこの記事はあなたの共感を呼ぶでしょう。
今日は「考えすぎてしまう性格」の持つ難しさと、その感受性をどう生かすかについてお話しします。
上の空モードが引き起こす日常の困りごと
INFP型やISFP型の性格は、考え事が大好きです。ときにはその思索の深さが、自分を「別の世界」に連れていってしまうことすらあります。
私の場合、こんなことがよくあります。
- お風呂での上の空エピソード
頭の中で思考を巡らせているうちに、同じ部分を何度もゴシゴシ。シャンプーしたのかすら思い出せない。 - 食卓でのトラブル
妻に「取り箸と自分の箸を間違えないで」と念を押され、注意していたはずなのに、気づいたら間違えている…。 - 会話中に気を取られる
誰かと話していても「ふん、ふん」と相槌を打ちながら、頭の中では全然違うことを考えてしまう。
これらのエピソードは、考え事に夢中になるあまり現実を疎かにしてしまう、INFP型特有の特徴といえるでしょう。
考えすぎる性格が持つ長所
「考えすぎる性格は生きづらい」と感じることもありますが、その裏には大きな強みも隠れています。
- 感受性が豊か
過去の出来事や些細な感情まで深く覚えており、それを基に独自の視点を持てる。- 例: 高校時代の授業中、漫画を読んで先生に叱られたエピソードを、つい最近のように鮮明に思い出せる。
- 創造性を育む
思索にふける時間が多い分、物事を多角的に捉える力がつきやすい。この特性は、芸術や文章を書く上で特に強みになります。 - 深い人間理解
他人の感情に敏感で、相手の本音や心の動きを察する力が強い。
これらの特性があるからこそ、INFP型は「芸術家肌」と呼ばれることが多いのです。
考えすぎる性格が生きづらい理由
しかし、その感受性ゆえに、日常生活でストレスを抱えることも多いのが事実です。
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思索が止まらない
過去の嫌な出来事や失敗を繰り返し思い出し、頭の中で再生してしまう。- 解決策: 過去を振り返るのは悪いことではありません。ただ、「その経験から何を学ぶか」にフォーカスすることで、思考の堂々巡りを防ぎましょう。
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現実がおろそかになる
思考に没頭するあまり、目の前のタスクや会話を忘れてしまう。- 解決策: 「今、やるべきこと」をリスト化する習慣をつける。小さなメモでも、思考を整理する助けになります。
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自己批判が強い
自分のミスや欠点を過剰に責めてしまい、「自分はダメだ」と感じることがある。- 解決策: ミスを犯しても、それを「次に活かせる成長の機会」と捉えることで、自己否定を軽減できます。
考えすぎる性格を活かす方法
この性格は、適切に管理すれば大きな強みになります。以下のポイントを意識してみましょう。
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クリエイティブな活動を取り入れる
頭の中にあるアイデアや感情を、文章や絵、音楽などで表現する時間を作りましょう。これにより、内面的なモヤモヤが形になり、心が軽くなることがあります。 -
「マインドフルネス」を練習する
瞑想や深呼吸などで、今この瞬間に意識を向ける練習をすると、思考の堂々巡りを減らすことができます。 -
自分の性格を理解する
考えすぎる自分を否定せず、「これが自分の特徴だ」と受け入れることが、ストレスを減らす第一歩です。
まとめ:感受性を力に変える生き方
INFP型やISFP型の特性である「考えすぎる性格」は、一見すると生きづらい性質に見えます。しかし、その感受性や創造性は、他の人にはない大きな資産です。
大切なのは、自分の特徴を理解し、それを活かせる方法を見つけること。考えすぎるからこそ得られる発見や成長が、きっと人生を豊かにしてくれるはずです。