居酒屋などで皆の会計をするのが苦手
居酒屋などにいくと、幹事や それ系の役割を任される人はほぼ会計をやらされます。
別にこうやって文の字面だけを追いかけてやる分にはどうってことありません。
ただメンバーからお金を割り勘で集めてレジするだけでしょ、と。
確かにその作業自体はそれほど難しいことではないかもしれません。
しかし、私はこれがとても苦手です。 学生時代は数学は割りと得意なほうでした。なのに人からお金を集めて会計するのがてんで駄目なのです。どんくさい。
じゃ、支払頼むわ、とその仕事を降られた瞬間にギョッとして、おぞましく思い、恐る恐るその集金業務を全うしようと一人一人への催促をしようとするや否や、みんなの身勝手な、
「大きいのしかない~」 「お釣あるぅ~?」 「誰々さんとまとめて払いま~す」
こういう行為。 そういうのがいっぺんにドサッとくるものですら、パニックになり何をどうしていいか分からなくなりうろたえるのです。 冷静に考えれば大して頭を使うようなタスクてまはありません。
なのに、思考停止し、勘定できなくなるのです。
誰からもらったかも忘れてしまい泥沼に。
所定料金の決まった一次会ならまだしも、予約なしでフラッと入って居るメンバーで割り勘する時などはもう難解なパズル。特に役職がバラバラ、男女、年齢差、こういった立場違いでの二次会などの会計になるともうパンク。 酒が回って酔っているし、なんとか脳をフル回転させて考えるも、誰からいくら貰えばいいか分からなくなり、もう、進まないのです。
あれ!?、どうして自分はこんな簡単なことができないんだと情けなくなり、しまいには、端数をどう分けるか面倒になり、しれ~っと自分の持ち出しでやってしまうという有様。会計という煩わしい役をやらされた上に人に端数を請求できない。 こういった悲しいこともついて回ります。 計算ができない、不便です。
あれだけ四則演算を覚えるのに必死に勉強してきたのに実生活で使えなかったら意味ないじゃないか。
ただ、こればかりは克服しなくてはなりません。勘定をスムーズにとりまとめることは社会人のたしなみ、必須スキルです。
電卓などを使わず、サッと計算して、それも空気を読んで立場ごとに相応な傾斜をつけて請求、お釣もスマートにその場で工面して返せるような気の効いた立ち回りをできるようにならなければ、いつまでたってもナメられる、というかすごく頭が悪くみられるため、何としてでもこのあたりは日頃からケーススタディをイメトレして練習しておかないといけません。