あわてると脳の前頭前野の働きが鈍くなる。焦って喋れなく理由がこれ。
こ、こんにちは。コミュ障やっていますか?
テレビニュース番組「特ダネ」のクイズのコーナーで取り上げられていたのですが、脳の前頭前夜野は、慌てると機能が鈍くなるそうです。
クイズの内容は、狭い画面に右から左へと数字が目まぐるしく流れていき(漢数字やサイコロのマス目など)それを合計した数字を答えるという問題でしたが、たしかに慌ててしまうので、なかなか難しいのです。
で、その問題が終わったあとの解説として、脳の前頭前野は慌てたときにその機能が働きづらくなるという説明がなされていました。
ふーん、という感じだと思いますが、これはコミュ障を分析するのに役立つファクターとなるヒントが隠れていると思いましたので記事にしました。
まずこの前頭前野という部位なのですが、計算能力やコミュニケーション能力など、とにかく知能を司る部位なのです。
したがってこの部位が鈍いということはすなわち頭の回転が悪いことになり、ついては会話もおぼつかないという論理です。
そしてコミュ障を自覚している人は分かると思いますが、ただ人と雑談しなければならない雰囲気になっただけで焦って気が気でなくなってしまいますよね。
どうやればこの空間から逃げられるか、そういうことばかりを考えて、会話モードにならない上に、耐えかねた相手から話題をふられると、キョドるのです。
キョドる理由は単純で、何を喋ろうか考えていなかったため、その空気に対する準備ができたいないから、ですね。
そして雑談の入口をしくじり、焦り、慌ててあたふたとする、こうなると脳の前頭前野がもうろくに働かず、言葉が出てこなくなるのです。頭が真っ白になるのです。
ではこれはどうやれば克服できるのか、
それは会話スキルどうこうよりも、度胸をつけることが先決なような気がします。
自分の会話脳のポテンシャルをフル稼働させて、言葉を思い付きやすいようにするには、やはり「慌てていない」状態が必要であり、そのためにはどっしりと構えられる根性が大事なのです。
そして、その根性の正体とは、
自信、
ですから、要は自信をつけることがコミュ障脱却の基礎的な手段ということではないでしょうか。
生意気で自分の言いたいことをガンガンと主張するタイプの人間を見れば分かりますが、あの手の、自信に満ちた人達は概して友達が多いです。
われわれコミュ障から見ると、どうしてあんな傍若無人でデリカシーや知性のない人間たちがたくさんの人に受け入れられるのか、不思議でなりません。これじゃまるで、ことわざとか格言にあるような教訓なんて嘘ではないかと思わされるくらいなのです。
でも、これが現実なんですよね。
やはり、自信がありあまってエラそうな人間のほうが、自信が無くてオドオドしているコミュ障よりも評価されるのがこの人間界なのです。