人前で電話できない、苦手
電話、それは凶器。 人類はまったくもって余計な利器?を発明したもので。。 こんにちは、コミュ障やっていますか?
本題に入る前に一つ小話を。 近頃のアンケートで、どうやら日本人の高校生は自分に対する自信が海外に比べて目立って少ないそうで、こういうネガティブな回答をする学生も増えてきているそうです。 ということは、もともと内気な気質の日本人、やはり文明の利器が増えて豊かになればなるほど、本質にそって人とコミュニケーションしなくなり、そうしていくうちに自信が形成されなくなってきてしまったのではないでしょうか。 やっぱスマホか!
さて今日は、人前で電話ができない、周囲に聞かれているような気がして苦手という話題について考察してみたいと思います。
これは、ズバリ、自意識過剰なんですよね。
自分の電話でのやりとりが周囲にどう思われているのか気になるのです。 電話の相手に対してはまぁなんとか話せるのに、自分の周囲に知っている人がいると緊張して居たたまれなくなるという症状ですね。
分かりやすくいうとオフィス内で電話を受けるときでしょうか。
「言い回しが変に思われないか?」
「受け答えがぎこちないと思われはしないか?」
とにかく周囲に気が散って話せないんですよね。
やはり喋ることにコンプレックスがあったり、自分を見せることに胸が詰めつけられるような窮屈さを感じるようなタイプは、電話を人に聞かれるのが苦手でしょう。
何より、電話しながらかしこまっている自分をどう思われるのか?というのが一番恥ずかしいのです。
誰も興味持って気にしていないのに、自分が電話に出たとたんに一気に周囲の注意を引きつけてしまうような錯覚に陥るのです。 脂汗がにじむように、心はしどろもどろ。
でも、本来はこういう感覚になる人というのは決して異常だとは思いません。
やはり周囲に配慮できるから、電話するときも周囲が気になるのです。
また、当記事の過去記事にも書いたとおり自意識過剰で他人の視線が気になり喋り出せないのは頭がいい証拠なんですよね。
しかし職場では、それ自体が仕事で、周囲に人がいても電話しなくてはなりません。
↑人が周囲にいてもこんな感じで電話できる人って天才じゃないかと思う。
ここでの対処法は2つ。
その緊張感が病的なものなのかどうかということです。
それを確かめるにはもうひたすら回数をこなすしかありません。
病気の場合
それは社会不安障害と呼称される、精神病ではないにしても近年注目を浴びている異常症状ですね。 過敏に反応してしまうのです。
この場合は、回数をこなしてもこなしても苦手意識が改善されず、どんどん苦しい感じすらしてくるという状態になってしまうのではないでしょうか。
これはもう心療内科にかかった方がいいでしょう。
正常な場合
誰でも最初から電話が得意という人はいません。 でも回数をこなしているうちに段々と対応できる自信みたいなものがついてくるものです。
つまり、ただ慣れていない段階から「人前で電話するのが苦手」と思い込んでしまっている場合があるのです。
だいたいの人が電話に出て、そのやりとりを周囲に聞かれるのは初めは嫌だったと思います。
そんなわけで、
電話の場数を踏んでも慣れない、そんな場合はもう仕事を変えてそういう業務があまり無いような仕事につくというのも手でしょう。 それは悪いことではないです。 適性というものがあるからです。 どうしても嫌なら思い切って辞める! そう考えて、まずは慣れるのか慣れないのか確認する意味合いでトライしてみましょう。