INFPタイプのあなたは、「どうして自分はあまりモテないのだろう？」と悩むことがあるかもしれません。確かに、INFPはどちらかといえば内向的で、自分の世界観や価値観を大切にする傾向があります。そのため、社交的なタイプに比べると、第一印象では目立たないことがあるかもしれません。しかし、実際のところINFPは、多くの人に愛されるというより、本当に必要な人から深く愛されるタイプなのだと、４４歳時点の私はそう思います（注釈：今はもうオジサンで家庭もありますし、二度言いますが家庭もありますし全くモテようとは思わないまでもモテようとしながらもモテません。）
INFPの「モテる」とは？本質を知ることの重要性
そもそも「モテる」という言葉にはどんな意味があるのでしょうか？多くの人から好かれることももちろん素敵なことですが、恋愛において本当に大切なのは、「あなたが心から好きな人に、同じくらい好きになってもらえるかどうか」です。心理学の研究によれば、好きな人からの好意は、それ以外の人からの好意の何倍もの喜びを私たちに与えてくれます。逆に、興味のない相手からの好意は、その10分の1以下程度しか心に響かないと言われています。
つまり、INFPが「モテる」のは、たくさんの人から一気に愛されることではなく、心から求める人との特別なつながりを築ける点にあります。INFPはその内面の深さや独特の感受性から、共感と安心を求める人にとって特別な存在になれるのです。
INFPが持つ「特別な人」に愛される力
INFPは、自分の価値観や直感をとても大切にします。そのため、恋愛においても他の人が気づかないような細かな感情や言葉のニュアンスを感じ取ることができ、相手の心に自然と寄り添う力を持っています。この「共感力」が、時に相手にとっては心地よく、大きな安心感と信頼をもたらします。
私自身、INFPとして見た目や積極性には自信がなくとも、なぜか「好きだ」と感じた人から愛を感じることができる経験をしてきました。例えば、恋愛対象として見られることが少ないと思っていたにもかかわらず、深く心を通わせた相手から好意を持たれたのです。これは、表面上の見た目や社交性だけではない「本質的な魅力」が自然と相手に伝わっていた、からかもしれません。
INFPが「惹かれる相手」との相性
INFPは、自分と異なるタイプ、特に行動力や積極性のある「肉食系」の人からモテることが多い傾向があると思っています。
これは、INFPの穏やかで受容的な性格が、逆にエネルギッシュで前向きな性格を持つ人にとって魅力的に映るからでしょう。
また、INFPは時としてユニークで独自の美学を持っているため、見た目にこだわる「面食い」と言われる人からも興味を持たれることがあります。
これは、INFPの内面の柔らかさと外見の素朴さが、対照的に魅力を引き立てるからかもしれません。
私自身も特にイケメンではありませんが（むしろ不細工な部類）、そういった「面食い」の相手からも好意を寄せられた経験があります（ちなみに現在の妻です）。INFPの魅力は、外見のハンデを感じさせないほどの内面的な温かさや深さにあるのでしょう。たとえ自分では気づかない内に、INFPは相手に無意識に「自分を見てほしい」「知ってほしい」というオーラを放っているのかもしれません。
男性INFPが惹かれる女性タイプとモテる女性タイプ
男性のINFPが惹かれる女性は、深い共感力を持ち、落ち着きのある人が多い傾向があります。INFPは、自己表現が苦手なところがあるため、口数少なくてもお互いの感情がわかるような雰囲気を作り出せる女性に特に魅力を感じることが多いです。対して、男性INFPがモテるのは、エネルギッシュでリーダーシップを発揮する「積極的な女性」からです。INFPの男性は内面の温かさや共感力を持っているため、外向的で行動的な女性にとっては安心できる存在であり、その優しさに自然と惹かれるのです。
また、INFP男性は内面重視の性格から、容姿よりも「心の豊かさ」や「価値観の一致」を重視する傾向が強いです。そのため、しっかりと内面を見てくれる女性や、誠実に向き合ってくれる女性とは長期的な関係を築きやすくなります。もし恋愛対象として彼らにアプローチする場合は、外見や派手な振る舞いよりも、穏やかに接し、時間をかけて信頼を築いていくことが大切です。
女性INFPが惹かれる男性タイプとモテる男性タイプ
一方で、女性INFPは、知的でありながらも優しく支えてくれるような男性に魅力を感じます。INFPの女性は直感的に物事を深く感じ取るため、彼女たちは、自分の繊細さや感受性を理解してくれるような人に惹かれる傾向があります。見た目や積極的な行動ではなく、心のつながりや信頼感を重視し、リスペクトを持って接してくれる男性を好むことが多いです。
そんなINFP女性がモテるのは、エネルギッシュで積極的な「自己主張の強い男性」からです。INFPの女性は、控えめで穏やかな性格のため、自己主張の強い男性から見ると「守ってあげたい」「自分のことを理解してくれる」と感じさせる特別な存在になりやすいのです。INFPの持つ穏やかさが、相手に安心感を与え、特に刺激的な恋愛を求める男性からは「落ち着ける相手」としてモテることがよくあります。
INFPが本当に好きな人に愛されるためのポイント
では、INFPが好きな人から愛されるためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか？
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自分の価値観を大切にする
INFPは、無理に周囲に合わせず、自分の価値観や信念をしっかり持つことが大切です。特に恋愛においては、その真剣な態度が相手に伝わり、信頼関係を築きやすくなります。 -
無理に自分を変えようとしない
社交的でなくても大丈夫です。INFPの穏やかな性格や、相手に寄り添う優しさが最大の魅力なので、自分らしさを大切にしましょう。 -
一歩勇気を出す
ただし、内向的な性格からアプローチが控えめになりがちなINFPですが、ときには自分の気持ちをほんの少しでも伝える勇気を持つことも大事です。意外な形で相手との距離が縮まるかもしれません（一瞬のワンプレー）。
INFPが幸せな恋愛をするために
INFPが恋愛で悩むとき、多くは「自分らしくいることで本当に好かれるのか？」という不安を抱いています。しかし、INFPの皆さんには本当に愛されるべき人から深く愛される力が備わっていることを忘れないでください。大勢の中で目立つことよりも、あなたの心に響く「特別な相手」とのつながりを大切にすれば、きっと幸せな恋愛ができるはずです。
私自身、40代を迎えても、「優しいね」「心地よい存在だね」と周囲から評価されることが多く、若い頃と違った意味でモテることが増えました。年齢を重ねてからも、人は心地よい存在に自然と惹かれるものです。若い頃に「モテる」と感じなかったとしても、INFPは年齢を重ねるごとにその魅力が増すタイプだと言えます。
だからこそ、INFPの皆さんには、心配せず自分を大切にしてほしいと思います。皆さんがそのままで、無理せず自然体でいることで、きっとあなたにとって本当に必要な人が、あなたの魅力に気づき、愛してくれるでしょう。
※※
どうして彼は
あまり目立たないのだろう、
そんな問いが心に浮かぶ日もある
内に秘めたる価値観と
大切にする心の世界、
それは社交の場で光を放つわけじゃない
目立つことなく
静かに流れるように
けれども、ふと気づけば彼は
あなたにとっての特別なひとりになっている
表面を越えて
深く見つめる人にだけ
届くように、響くように、
本当の彼がそこにいる
ひと目で愛されることはないけれど
心を求める人に、深く深く愛される、
この内なる温かさ、優しさに、
少しずつ気づいてくれるひとが現れる
それが年齢とともに増していく魅力、
静かに、しかし確かに息づくもの
本当に大切な人と
心でつながれるならば、
彼は今のままでいい、
無理せず、自分らしさを手放さず、
だから、
どうか自分を大切にしてほしい。
多くの人に愛されるより、
心で結ばれたたった一人に深く愛されることが
彼の愛の形
増していく魅力
そのままで、自然体で、
そうすればきっと
あなたにとっての「特別な人」が
あなたを見つけ出してくれる
