冗談が通じなかった自分が、情けなく恥ずかしい
INFPでHSPの田中です。
冗談が通じない、分からないという自覚はなかったのですが、時折、冗談を真に受けて、場をしらけさせてしまうことがあります。幸い、それでも私の場合は良くも悪くもイジられキャラが奏功してツッコんでもらえることが唯一の救いです。しかし、もしかすると、そういうツッコミ役の人がその場にいない時に、自分で気が付かないうちに、空気が読めない言動をしている(しっぱなしになっている)可能性がある、ということをふと気に掛けました。
私は知らず知らずのうちに、冗談が通じない、空気の読めない罪をやらかしているかもしれません。
先日もありました。
仕事でのことです。
何人かでA組とB組に分かれて目的地に待ち合わせ。
車を2台に分かれて時間差でいったのですが、その中で最初に出発したY氏が忘れ物をしていることに、後発(私も後発組)の中の一人が気づきました。そこで、気を利かせてその忘れ物を持っていってあげたのです。
そのプロセスを説明すると、
B先輩がY氏の忘れ物に気づく(私はそもそもそういう気が利かないので気が付かない)→私が連絡役となり、Y氏に電話。忘れ物を持って行ってあげることになる、です。
目的地に到着。
後発組である私のC先輩に向かって、忘れ物をしたY氏が「あれ持ってきてくれた?」と聞く。
C先輩、
「あっ!!ゴメン!! 忘れちゃった!!あれって事務所に置きっぱなしだよね!?」とHさんに掛け合い、冗談をかましたのです。
私はその忘れ物を積み込む際に明らかに、C先輩も分かるような形でその忘れ物を車に積み込んだので、C先輩はつまり冗談を言っていることを周囲は悟ります。
しかし、私は、C先輩のその真剣な表情を見て、あ、これはマジでいっていると思い、
「あれは持ってきていますよ」
と口出し。
すると、
Z君が、
「ちがうちがう!なんでやねん!」
と私にツッコミをいれてきたのです。その時、瞬間的には分からなかったのですが、数秒遅れてハッとしました。
そうか、
冗談か、これは忘れ物をしたY氏に対する冷やかし的な、暗黙の冗談を、周囲で楽しんでいたんだ、と気が付いたのです。
私はその波に乗れなかったのです。周囲は分かっていたのに。
センシティブに表情を読めるはずの私、表情読み取り診断テストで高得点、FBIレベルと呼ばれる私も、そもそも、欠落した、至らない感性があるということでしょう。
天然。
分かりやすく言うとそういう表現になるのだと思います。
情けなくて、恥ずかしい限りです。