まったく、最近の若者ときたら、、なんて優秀なんだ!
こ、こんにちは。30代でもういいおっさんなのにこういうブログ運営している管理人です。
社会的に見てももう人付きあいが苦手とか言ってられない年齢なのにこんなにウジウジしていますわね。
さてそれにしても、40歳も手前まで生きてきますと、たくさんの若者を見るようになってきます。自分が若い頃は、同じ目線でしか見れなかった若者を、こうやって先輩としての立場から見るとまた景色が違って見えます。
若い頃は同じくらいの世代の人間を見てもただ気が合うか合わないかくらいにしか見てこなかったのですが、
おっさんになった今は、若者を見るときに、こいつはどれだけ人間的にしっかりしてるのかな?という目で見るようになりました(なってしまいました)。まさにこれが老化の兆しなんでしょう。
よく世間では、この若僧が、と若者を揶揄したり叱咤激励するものですが、やはり、年齢が上になってくるとそれだけで、この世で偉くなったような錯覚に陥り、つまりはこの現象が、数多くの老害と呼ばれるオジさんオバサンを生むのでありましょう。
老害というのは、年がいって偉そうになってしまうがために、自分が正しい、私の言うことを聞いておけば間違いないんだ、お前ら大人しくしとけ、、という感じで若い人たちを邪魔する(しかも本人はよかれと思って知らず知らずのうちに弊害化してる)存在であり、おそらく口癖は、
「まったく、最近の若者はなっとらん」
だと思いますが、ワタシもそうなってきているのでしょうか。
否、
そんなことはありません。
だって、最近の若い人って優秀なんだもんっ!
最近の若い人、それこそワタシよりも10年以上も若い人たちを見ていると、もう、ネットの世界でもリアルの世界でも優秀だと思うのです。ワタシの若い頃と比べて、というよりも、今現在のワタシと比べても優秀なんじゃないか、ワタシよりも既に色んな経験を積んでいて色んなことを知っていて、なおかつ、社会性もある。そして人生とは何かを知っていて語れる。
だとすると、ワタシなんていうのは、つまりどこかの安置所で意識不明のままただ年齢だけを肉体的に積み重ね今に至ったのではないかという、っていうかワタシは今まで何をやってきてたんだ!? と不思議なくらい、若い人たちは濃い人生を送っているように見えます。
そんな調子ですから、ワタシが若者に説教垂れるなんてことはないでしょう。だって向こうのほうが先輩みたいなんだから。
さて、こんなペースだと行く末がとうなるのでしょうか。
ワタシが60歳くらいになったとき、優秀な若者を見ながら、今まで自分は何をしてきただろうと、人生の仕上げの時期に情けなくなり立ち上がれるか不安なのです。
だったら精進しろ!といわれそうですが、ワタシ、これまでも自分のできる範囲で努力は続けてきているつもりなのであります。