なぜ上司のセクハラやパワハラがなくならないのか
こんにちは。コミュ障研究家の安倍です。
世の中ハラスメントだらけ、今やハラスメントの種類だけでも、セクハラやパワハラのみならずマタハラとかアルハラ、モラハラ、スメルハラなどもう何かやったらハラスメントのハラハラな世界であります。 でもコミュ障ハラスメントはまだなさそうですね、あってもカラオケハラスメントなるカラオケ強要くらいでしょうか。 っていうかコミュ障ハラスメントがあるとして、それどんなの、という感じですが。 コミュ障に話しかけまくる? コミュ障を無視する? 知りまへんがな。 というかコミュ障のその辺の心理がそもそもどうしてほしいのか、またどうしてほしくないのか自分でもよく分かっていないのでハラスメントもなにもありませんね。 生きているだけでハラスメント以上のプレッシャー、それがコミュ障でしょう。
さて、
今回はコミュ障のことは横に置いておきまして、ハラスメントの代表格であるセクハラやパワハラがなぜ起こるか考察してみたいと思います。
これは実に簡単です。
そういうタイプの人が世の中、出世するからです。
逆に言えば、そういうふうに人に絡んでいける人でないと出世できません。
だからこそコミュ障は出世できないのですが。
そもそも人に話しかけていく行為自体がハラスメント的要素を弱めたものなのです。
コミュニケーションは思いやりでありサービス、確かにそうなのですが、それがそういわれるのが飽くまで「声を掛けることが必要な場面でとるコミュニケーション」だと思います。
人が苦しんでいる時に「大丈夫?」と声を掛けるようなコミュニケーションは思いやりであり、サービスになるのですが、ただ暇つぶしのために、親睦の意味合いで人に話しかける行為はもうハラスメント的だと思います。 人の時間を奪う行為だからです。 サディスティックです。
こういうのは人にどろどろと絡んでいく行為であり、図々しい人でないとできません。 いや、そうじゃない人もいますよ、という反論が聞こえてきそうですが、 そういう繊細な人で人に絡んでいる人はだいたい〝演じている”人だと思います。 何かその人なりに目的があって不毛に見える雑談をしているのです。 よってただの暇つぶしや親睦のための雑談ではないと思うのです。
つまり、出世する人の要素に、
ハラスメントができる対人スキルやサディスティックさを持っているかということがポイントになるということです。
だって、上司は時には厳しくいう事も必要なわけですよ。 となると、ハラスメントができる性格じゃないとダメなのです。
それが前提で「いかにハラスメントにならないように叱るか、諭すか」の、言わばマイナス調整ができなくてはならない。
これがもし、コミュ障で人を指導する上司のような立場になる場合は、上の逆です。 より自分の能力以上にすごぶるためにテンションを上げる必要があるのです。
キャパシティ内で抑えてハラスメントにならないようにするリア充タイプのと、
指導するために、性格を偽って叱るフリをするコミュ障、
どちらが組織を引っ張るのに向いているでしょうか。
やっぱり、リーダーたるもの強くいてほしいですよね?
つまり、強いリーダーを求める末端もそうですし、また、ハラスメントする要素を無意識にリーダー(出世)の条件として求めている組織の上層部もそう、ともにハラスメントを創り出しているのだと思います。
本当にハラスメントを撲滅する方法?
それは人見知りで内気なコミュ障をリーダーにすることです。
直接被害を加えるようなハラスメントはまず起きません。
ただ、暗い組織にはなりそうですが。。