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MBTi診断INFP型でHSP、40代家庭持ち営業マンの日記

コミュ障の定義を真面目に分類、「発達障害型」「アダルトチルドレン型」「内向型」

ko,こんにちは。コミュ障やっていますか?

さて、世の中コミュ障コミュ障といえど、この言葉も定番化の馴染みがありますが、実際はいつまで続くのでしょうか。 言葉にも死語というものがあり、文化の進展あるいは退廃とともに無くなる言葉や変化する言葉も出てきます。

以前はコミュ障を指す言葉として非コミュという表現もあったと思いますが今はあまり使いませんよね。 非コミュ障なのか非コミュニケーションなのかパッと見た語感、または聞いたときのフルネームを想起しにくいことに起因するものだと思いますが。

 

そんなわけで、コミュ障という言葉も、近未来ではいずれ消えてなっているか変化していることだとは思います。 でもこの語感って分かりやすいですよね。

 

でも、変わらない真理、コミュ障という言葉はなくなってもきっとコミュ障の存在自体は未来永劫消えることはないでしょう。 社会に光がある以上、影も存在するものだからです。

光(=一部のスター)があり、物体(=一般市民のリア充的な存在)があり、その影(=コミュ障)が存在するのです。 ああこれ4次元の闇なりや。

 

ということですが、コミュ障って、いまいち定義がざっくりしていて、病的なのも人見知りなだけなのもはたまた変り者というのも、すべてひっくるめて議論が交わされるんですよね。

そんなわけでここでちょっと3つに分類してみました。 身体状態としては特に異常がないことを前提として、日常生活で孤立してしまうタイプの人間を例にとっています。

 

 

1)発達障害

これは、病名がつくタイプのものです。自閉症とかアスペルガーとかパーソナリティ障害とか、脳機能的に問題があっていわば病気のような症状があると判断できるコミュニケーション障害です。

自分が思ったように振る舞うことはできるものの、その行為が社会的な観念とズレており、周囲には空気が読めないタイプと認識され孤立してしまうタイプです。

でもこれは近年、啓発団体のPRもあり、徐々に理解が進んできており、近い将来はしかるべき社会的対応が進んでくるのではと思います。

やはり人間は完璧な生き物ではないので、一定の確率でこういう症状になる人は出現し、それに対してどう社会が手当てしていくのか、これは一人一人のモラルや文化人度合いに関わってくることだと思います。

 

2)アダルトチルドレン

この類型に位置するタイプが一番のコミュ障ゾーンではないでしょうか。

いわば、育った環境です。 身体的能力に問題はないのだけれども、一般的な家庭での愛情を得られなかった子供が大人になったときに、心の発達が社会に追いつかず馴染めないというものです。トラウマをひきずったまま成人したタイプですね。

人間の赤ちゃんは、スキンシップなくしてただ栄養だけを与えるという環境では死んでしまうそうですが、やはり家庭の環境はそれだけ重要であるということでしょう。

つまり、どんな優秀なDNAを持って生まれても家庭環境が悪ければコミュ障になるのです。

詳しくは、ウィキペディアアダルトチルドレン定義を見ると分かります。

長い引用になりますが、一読してみてください。

どれかに当てはまるのではないでしょうか?

▼▼

マスコット(ピエロ、クラウン、道化師):おどけた仮面を被って不安を隠してきたタイプ

外面 - 過度にかわいく子どもっぽい、家族の笑いと関心の対象、か弱くて保護を必要とする 内面 - 自己評価が低い、恐れ、孤独、無力感 言動 - ふざけ、ユーモア 弱点 - ひょうきん、ストレス処理が下手、いつもヒステリー寸前 長所 - 人あたりがいい、良き友人となる、頭の回転が速い、ユーモアのセンスがある、有能

ケア・テイカー(世話役):親や周囲の面倒を見てきたタイプ

外面 - 優しい子、思いやりのある子、聞き上手 内面 - 自信のなさ、責められてると感じやすい 、正当な欲求を押し殺す 言動 - 周囲の役に立つように頑張る、困っている人を放っておけない 弱点 - 自分がない、一線を引けない、依存されることを追い求める 長所 - 努力家、責任感、道徳感に秀でる、世話見がよい

ヒーロー:家族の期待を一身に背負ったタイプ

外面 - 小さな親、小さな大人、生真面目、努力家 内面 - 心の傷、不適応感、罪悪感、過剰な自尊心 言動 - 他者に自分の評価を押し付け尊敬を得ようとする 弱点 - 仕事依存、依存的な人と結婚、人を支配し操作、完全主義 長所 - 自身の失敗を許容、自己に厳しく他者に寛大、管理職の適性 自分への言葉 - いつも完璧でいるために必死だった自分へ

スケープ・ゴート(身代わり):家族の問題を行動化するタイプ

外面 - 反抗的、陰気、反感を買う行動、張り合わない 内面 - 心の傷、見捨てられ感、怒り、拒絶、不適応感、低い自己評価 言動 - 問題を起こし注目を集める、自虐自傷自罰行為、自暴自棄 弱点 - アルコール等依存傾向、問題児、年少妊娠や犯罪の傾向 長所 - 現実の直視、立ち直る勇気、人を助ける力 自分への言葉 - 親や家族が自分に十分注目してくれないことに傷ついてきた自分へ

ロスト・ワン(ロスト・チャイルド、迷子、いなくなった子):存在しないふりをして生きのびたタイプ

外面 - 顔を見なくても誰も気にしない、無口で陰気 内面 - 孤独、傷つき、見捨てられ、恐れ、あきらめ、挫折感 言動 - 少なくとも手がかからない、心配させないという意味では良い子 弱点 - 優柔不断、孤独、「NO」と言えない、行き当たりばったり 長所 - 自立している、才能豊かで創造的、はっきりしていて決断力に富む 自分への言葉 - 「自分はどうでもよい存在だ」と感じ、目立たないことで自分に問題が降りかからないようにしてきた自分へ ▲▲

 

こう見ると悪いことばかりでもなく、結構すごい才能を持っているような節もあります。

そう考えるとコミュ障の気質というのは、光と闇と同時に抱える存在であり、つまりは、社会を変えうる才能が開くか開かないかの、両極端な人生になるような気がします。

つまり、人生はプラスマイナスゼロと考えると、神は特別な損失と同時に才能を与え給うたというところでしょうか。

 

でも苦悩ですね。

凡人でののほーーんと適度にリア充っていうのが一番いい人生のような気もしますが、コミュ障のあなたはどうでしょうか。 心のどこかに「自分は人と違う、天才肌だ」なんて思ったりする節もあるのでしょうか。

 

ちなみに、ちょっと話しはそれますが、太宰治「人間失格」はまさにアダルトチルドレンの類型であるマスコット型ではないかと思います。

 

3)内向型

これは、いわゆる、ただの性格です。

このタイプは、外向型・内向型と評されるうちの内向型というタイプでしかありません。 これは性格が明るいとか暗いとかではなくて、普段の意識が他人に向いているか自分に向いているかというだけの話しです。

心理学の歴史的には、ユングという偉大な精神学者が唱えた概念です。

会話中も、上の空なんてことがあったり、的確な会話ができなかったりするとき、それはたいがい自分のこと(気持ち)を考えているんですよね。 自意識過剰になるわけです。

「話し聞いてる?」

とか言われるタイプはもう内向型じゃないでしょうか。

 

これはコミュ障というよりも、他人に興味がないのです。 自分のことで頭がいっぱいなのです。 だから表面的に会話していても心がこもっていないような感じになり冷淡に見られてしまうというような感じになるのです。

でも心の中ではそんなことはなくて、協調性とかやさしさみたいなサービス精神は持ち合わせていたりするんですよね。。 それが上手く表現できないだけなのです。

一方で仲良くなると喋れる、特定の人と深く長く付き合えるという一面もあるでしょう。そういった意味ではコミュ障ではありませんよね。

このタイプは、ファッションコミュ障(本当はコミュ障じゃないクセにコミュ障を演じている)と、ネット上では嫉妬されるのではないでしょうか。 まぁ本人にはこの内向的な性格はとても荷が重く苦労しているんでしょうけども。。

これは個性にすぎません。 世の中にはそういう人も必要だから割とこういう人はたくさんいます。

また、堂々としてすごいイカツイ雰囲気をしているけど、なんか無口、みたいな人は内向型なだけです。

 

 

以上、分類してみました。

中には上記の要素が複合的に絡まってしまっている人もいるでしょう。 はたまた統合失調症のような人格破綻してしまっている場合もあるかもしれません。 でもコミュ障は単純ではなくこのように類型されるのではと思い、作業してみた次第です。

しかし、世の中、いろんなタイプの人間がいるからこそ成り立ち、また進化していくことができるものです。 みんながバリバリの雑談大好きコミュニケーターである場合、例えば地味にコツコツと作業する仕事、部屋に籠って社会に役立つ研究に没頭するといった仕事は多分なされないでしょう。

やはり、口数の少ない無口なタイプには、その人にふさわしい社会に役立つ仕事があるから、存在しているのだと思います。

なんか話がそれましたが、今日はこんなところで。