天然ボケな所がある
天然ボケ、といいますか、自分ではそんなつもりはなくしっかりとしているはずなのですが、やはり、どこか抜けてるような、ホワホワ、ぼんやりしている印象を人に与えてしまうようです。
多分、考え事が多くて絶えず脳のメモリをそれに使っているがために、この現実世界とりわけ目の前のことに意識を注ぎきれていないような状態なんじゃないかと考察しております。
会話をしていてもどこか上の空だし、歩いていても頭の奥のほうから心配事なんかがモワモワと沸き上がり空想の泉を作り上げてそこに気をとられて、あっ聞き逃してしまった!とか、目的地を通りすぎてしまったりします。
頭を使っていないわけではないのですが、感情の渦に飲み込まれることで集中できていない、と表現するとよいでしょうか。そんな感じです。
ちなみにこんなことがありました。 先日、外から帰ってきて一息ついて机に向かっている私に、妻がふいに一言言いました。
「そういえばそこに落ちてたウンコ踏まなかった?」
と外を指すようなジェスチャーをしていたのですが、私はそのジェスチャーを見落とし、いや見えてたのに脳がとらえきれてなかったのでしょう、自分の足の裏を確認して、
この部屋のどこにウンコが落ちてるんだろうと疑問に思いながらも、
「踏んでないと思うけど。。この部屋のどこにウンコが?」
と聞くと妻は大笑いし、
「バカじゃないの!? 部屋にウンコ落ちてるわけないでしょ!外に犬か猫のでっかいフンが落ちてたでしょ!」
というのです。
指摘されて我に返り、そりゃそうだいくらなんでも室内にウンコが落ちっぱなしになっているわけがない、と、自分の判断力の甘さに情けなくなるのでした。
フッとその時に一瞬疑問に思ったことをもっと掘り下げていく習慣を私は身に付けなくてはなりません。